受験科目が大学に入ってからどのように役に立つのかを実際に聞いてみました。

その①:農学部2年女性

私は物理、化学で受験しました。生物選択でなかったのに農学部を志望したのは、生命現象に興味があったからです。もちろん農学部を志望していた友人はほとんどが生物選択で、学部に上がってから生物で苦労するのは覚悟の上でした。ところが、学部に上がってから思ったのは生物選択者でも物理選択者でもあまり大差ないということです。つまり、教養の一年間である程度生物の知識を得られていれば全然生物選択者に引けをとることはないということです。学部で習うことは生物選択者にとってもほとんど初見であり(習ってはいても忘れているだけかもしれませんが)、教養でしっかり生物を学んでいればスタート地点は一緒です。

 生物は物理とは違い、解き方や考え方にセンスは必要ありません。生物選択者が大学で物理を一から習うのはかなり苦労を必要としますが、その逆で苦労している人はあまり見かけません。だからといって、物理選択者でも農学部で苦労しないといっている訳ではなく、私が言いたいのは教養で高校レベルの生物の知識を十分に獲得することができるということです。教養で積極的に生物を学んでいれば、農学部に上がっても十分にやっていけます。

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その②:文学部2年女性

 

受験勉強はその名の通り受験に向けての勉強で、特にセンター演習などは本当にその試験のみに特化した解き方を身に着けるという人が多いと思う。しかし、そのために得た知識自体は文学部でも思ったより役に立つ。

 文学部で二次試験の受験科目として使えるのは数学・英語・国語・地歴B(私の場合は世界史)なので、これらについて述べる。

 まず数学について、これは全学の統計学で役に立った。また、文学部もデータ分析をしないわけではない。特に心理学や社会学をやろうと思っている人には割と役に立つのではないだろうか。

 英語については、ドイツ語の学習にはかなり役に立つと思った。ドイツ語は英語と似ているので、綴りや発音をヒントに単語の意味が推測できることがあった。また、文法もそれなりに似ているので、独英で調べることができるのは便利だった。

 国語は、文学部のイメージと直結すると思う。おそらくその通り役に立つ。古典でやった文法が使える場面は学部に移行してなおあるだろう。

 次に、地歴についてである。地歴でやったことが全学での授業で出ることもあれば、学部移行してからの授業でも知っている単語はざらに出る。講義を知識ゼロの状態で受けるのと、知っていることがある状態で受けるのとでは訳が違って、それは高校の授業を受けているときとそんなに変わらない感覚だと思う。わからない単語の羅列は呪文に聞こえるという経験がある人もいるのではないだろうか。

 上記のように、受験勉強で得た知識は大学生活でも役に立つ。受験で使って終わりなのではなく、その先にも活かされる。合格のためだけでなく、合格したその先に困らないためにも受験勉強の中で知識を得ていくとよいと思う。

 

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いかがでしたでしょうか生の声。次回もいろんなテーマで皆さんに大学を近くに感じてもらおうと思います。ではまた。

 

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