【教務ブログ】「問われる」ということ

こんにちは。教務を担当しているXです。

今日は「『問われる』ということ」をテーマに話したいと思います。

 

 

もし皆さんの試験の本番で、「“I’m Japanese”を訳しなさい」

という問題が出た場合、どう思いますか? 

「なんだ簡単じゃん」と思う人よりも

「なにこれ怖い」と思う人の方が多いのではないでしょうか。

 

ではなぜ怖いのか。

それを突き詰めていくと、何を聞かれているのかわからないからです。

 

試験とは、「験を試す」と訓読できます。

古文を取っている人ならご存じかと思いますが、「験」とは「効き目」のことです。

つまり、試験とは「(普段の勉学の)効き目を試す」という意味だと受け取れます。

だから勉強をしなくてもできるような上記の英文は、逆に怖いのです。

 

試験において顕著なのは、教科書に書いている内容を

ちゃんと覚えて使えるかを問うことです。

センター試験の数学がその最たる例(と文系の人間には思えます)です。

余弦定理を覚えていて、その使いどころがわかるかという感じですね。

 

そしてセンター数学は誘導型の問題が多いです。

まずは大問の(1)を解き、その答えの数字を使い(2)、

(2)の数字を使い(3)と進んでいきます。

どこかで流れから外れると、途端に解けなくなってしまいます。

だからこそ、「今は何を問われているか」という考え方が必要になってきます。

つまりは出題者の意図を見抜く目を養うことが大事になってきます。

 

 

英語の記述でも同じようなことが言えます。

例えば、「30~40文字で下線部の理由を述べなさい」とか

「60~80字程度でどういうことか説明しなさい」のような問いがあります。

前者の場合、数字的に本文内から問われているだろうポイントを一つ探します。

後者であれば、ポイントは2つぐらいあるので、それを探します。

これも出題者との対話です。あとは国語力との勝負になります。

 

 

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