【教務ブログ】思いっきり間違ったほうが案外覚える

お久しぶりです。札幌校教務のSBIです。

 

さて今回のテーマは、また暗記についてにしようと思います。

以前、世界史を題材にした暗記方法を数パターンご紹介しましたが、

その続きみたいなものです。

方法論としては、前回より少し難解にはなりますが、

なるべくついてきてください。

ただし、危険なので素人はあまり真似しないほうがいいと思いますので、

注意してください。

 

 

あれは私がまだ高校生だったころです。

ある日受けた模試で、世界史を解いている最中のことでした。

そのころはまだ、そんなに世界史の知識があったわけではないので、

主に記号問題を中心にして、半ば勘で点を稼いでいくスタイルでした。

 

そんな中で出会った一つの問題が

「絶対王政下のロシアで起きた、コサックによる大規模な反乱のことを何というか」

という感じのものでした。

これは選択ではなく、記述式でした。

つまり、知らなければ100パーセント答えられない問題です。

そして私は全く知りませんでした。

しかし、万が一ということもあると思い、必死で考えました。

 

「大人たちは言うでしょう。そのお前の努力は無駄な努力でしかないと。

だが世の中に無駄な努力などないんだ」

などとは全く思いもせずに、全力で考えぬきました。

 

最終的に私の導き出した答えは「コサックの悪夢」でした。

正解は「ステンカ=ラージンの乱」です。

当然ながら、万に一つはありませんでした。

 

ですが、いまでも私はこうしてこの問いと、誤答と、正解とを暗記しています。

頭をフル回転させたからこそ、ものすごく脳に貼りついたという気がしています。

そして、どちらかというと「コサックの悪夢」の方がかっこいいとも思っていますし、

いっそこっちが正解でいいとさえ思ってもいます。。

 

たった一問の話、と捉える人もいるでしょうが、

覚えたもの勝ちというのが前回から繰り返し主張している私の考え方です。

時間はかかりますが、これを何問も繰り返していけば、知識量は格段に上昇します。

 

良いようにまとめると

「失敗から何を得るか」という発想が大事ですよということですね。

本番で合っていればいいので、今の時期はまだどんどんと間違って結構です。

頭を回転させましょう。ではまた。

 

 

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